AQA SOIL草屋根
Q&A 草屋根
- Q 施工例を見学できますか?
- 事前にお問い合わせをいただければ、対応させていただきます。
- Q 耐久性は何年くらいですか?
- 開発年度は2002年で現時点で改修事例を確認しておりませんが、10年以上の耐久性を備えています。
- Q お手入れの方法は?
- 水やりと年一回の刈り込み、軽い施肥程度です。
- Q 水やりはどの程度必要ですか?
- オリジナルのアクアソイル工法に比べると土厚も薄く、通気排水性を最優先しているので、水やりは必要です。ただし、実験的に粗放管理をしている事例もありますので、お問い合わせください。
- Q 草屋根に登ることは可能ですか?
- 可能です。屋根の上に乗ることを考えると勾配は3寸以下にした方がよいでしょう。
- Q 水漏れを起こしませんか?
- 屋根仕上げと植栽基盤を分離させ、植栽基盤が屋根に悪影響を与えないような構造になっているので安心です。
- Q アクアソイルや芝生が崩れ落ちることはありませんか?
- 十分な通気排水を確保してあるので、芝生やアクアソイルが流れ落ちることはありません。
- Q (技術者向け)木造屋根の緑化ーニットチューブを活用した工法・AQASOIL+R.P.ー
- 野地板に改質アスファルト防水を施した屋根仕上げ、またはフラットルーフを軒先まで緑で仕上げる場合などに、ニットチューブを用いた工法「AQASOIL+R.P.」を採用する場合があります。通気排水性という点で技術的な課題があるため、現在幾つかの事例を通して有用性を確認しているところです。
- Q (技術者向け)木造屋根の緑化ー草屋根工法ー
- 木造屋根の草屋根化にはガルバリウム鋼板のたてはぜ葺(嵌合式)が適しています。屋根仕上げと植栽基盤が分離できるので、漏水が極めて起きにくいのです。荷重さえ許せば既存の屋根にも施工可能です。七寸程度までの施工実績がありますが、人が乗ることを考えるのなら三寸勾配までが限界でしょう。木造屋根の緑化はより高い通気排水を優先するので、保水性は低いため、日常的な散水が必要となります。雨水を生かす、という点においてアクアソイル工法の目指すところと矛盾を生じますが、建物を冷やすという効果を期待し、また樋からの排水を集めて再利用(再潅水)するなどの工夫をしています。
- Q (技術者向け)土壌についてー耐久性ー
- 一般の植栽と異なり土壌の交換や改良が困難な屋上緑化において、土壌が経年劣化を起こさないこと、つまり耐久性が高いことが大切です。アクアソイルは固結や目減りなどの経年変化が極めて起きにくい土壌で、約半世紀の実績があります。
- Q (技術者向け)防根・耐根について
- 毛細根が発達する植栽基盤であれば、植物の根が防水を傷める可能性が低いといえます。そもそも、屋上緑化のトラブルは土中よりも防水の天端(屋上緑化の急所)で起きやすいようです。毛細根が発達するタイプの植栽基盤を前提に考えれば、事故の可能性は極めて低いといえます。防水保証への耐根シートが求められる場合は、防水メーカーの自着式の耐根シートが最適でしょう。